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整体で見る、春に不審者や変質者、自殺が多い理由

Glass Story
春に不審者や変質者、自殺が多い「社会的」な理由
春になると不審者や変質者が増えたり、また自殺や事件が多いという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
個人的な肌感覚としても、春は都心などで人身事故が多い印象がありますし、実際の月別の自殺者数のデータを見ても、他の時期と比較して春が多いという結果が出ています。
上記の月別自殺者数の統計データを見ると、今から半世紀以上前、まだ戦後まもない昭和25年でも、やはり春になると自殺が多いことが分かります。
なぜ春に不審者や変質者、あるいは自殺が多い傾向にあるのでしょうか。
その理由の一つとして、まずは「社会的」な要素が挙げられます。
春は、卒業式から、入学式や入社式へと続く旅立ちや変化の季節です。新しい環境に対応することによって、不安や緊張など精神的な負担がかかります。
また一方で、誰かが旅立つということは、置き去りにされる存在も現れる、ということでもあります。置き去りになった側は強い焦燥感や寂しさにさいなまれます。
こうした社会の構造的な要因に、精神的な不安定さや自暴自棄、思い切った行動に駆り立てられるような理由があるのです。
そして、この「社会的」な理由に輪をかけて、もう一点「春の不安定さ」の原因として「身体的」な問題が挙げられます。
心身が不安定になる木の芽時
冬から春にかけての季節というのは、自律神経が乱れやすく、体調面でも精神的にも不安定になることが多い時期が続きます。
アレルギーも発症しやすく、体全体が過敏になっています。
その理由を、東洋医学、主に整体の観点から説明すると、冬場、寒さに耐えようとして緊張状態にあった身体が、春の陽気の訪れとともに緩みはじめる、ということが挙げられます。
この体の緩みがスムーズに進まなかったり、反対に暖かさとともに一気に緩みすぎるために、ふわふわとした浮遊感や過度の発散に繋がっていくのです。
昔から、木の芽時や季節の変わり目は体調を崩しやすいと言います。
それは、こうした自然の変化に身体のリズムが上手に対応できないことによって、自律神経が不安定になりやすくなっていることが原因になっているのです。
この不安定さは、身体的な症状としてあらわれることもあれば、精神的な症状として溢れることもあります。
春先に不審者や変質者、自殺が多い理由というのも、先の「社会的」な要因だけでなく、こうした「身体的」な理由も相まって生じる現象と考えられるでしょう。
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